珍しい汝窯が国際オークションに登場?葉国新博士が語る北宋汝窯収集ブーム

聯電名誉董事長曹興誠氏は収蔵界で名声を博している。しかし、香港サザビーズとクリスティーズの秋季オークションで、彼の秘蔵コレクション18点を出品するとの情報が流れている。最も注目を集める骨董品「北宋汝窯」は、市場予想で8億元に達するとされる。ただ、なぜ曹氏はこの貴重な品々を手放す決断をしたのか、その背景を探る。
聯電名誉董事長曹興誠:「楽所為楽従命、つまり天が私に何かを保管させるならば、それを喜んで受け入れるということです。」曹氏は骨董を愛し、自身の個人収蔵館の名前にも深い意味を込め、収蔵の極致を示している。そして今回、18点の陶磁器を惜しみながらオークションに出品。その中でも、北宋汝窯は特に貴重な存在だ。
サザビーズアジア地区副会長仇国仕:「釉面は油のように滑らかで、緑がかった青色を帯び、まるで氷のようにひび割れています。」曹興誠氏は2000年に直径13センチのトップクラスの汝窯を手に入れたが、今回それが10月3日の香港サザビーズ秋季オークションに登場する。市場予想では2億香港ドル(約8億元台湾ドル)に達し、汝窯の世界記録を更新する可能性がある。
英国鑑定学博士葉国新:「皆さんご存じのように、乾隆帝は汝窯作品を非常に好み、大量に収蔵しただけでなく、宮廷画家に描かせて図録にまとめ、さらには多くの御製詩を詠んで汝窯作品を讃えました。」
千年の歴史を持つ汝窯は現存数が極めて少なく、世界の個人収蔵はわずか4点のみ。しかし、財力に恵まれた曹興誠氏がそれを手放すという決断に至った背景には、多くの関心が寄せられている。
聯電名誉董事長曹興誠:「オークション会社からよく、『これらの品々は注意深く扱わないと、将来、子どもたちの間で争いになるかもしれませんよ』と言われます。それを聞いて、なるほどと思いました。」
かつて半導体業界の巨人として張忠謀氏と並び「晶円双雄」と称された曹興誠氏。引退後は芸術に情熱を注ぎ、その収蔵品は唐三彩や鍍金仏像、さらには張大千の絵画まで多岐にわたる。業界では「小故宮」と称され、フォーブスからもその芸術界での地位が「教父級」であると認定されている。
(三立新聞網【記者許宏超、陳儀潔/台北報導】)
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