華人初の芸術鑑定博士!葉国新が国父記念館で盛況な講座を開催

国父記念館の1月の「文化講座」では、墨海楼国際芸術研究機構の創設者であり、華人初の芸術鑑定博士である葉国新が5日の午後に国父記念館の講演ホールで、一般の人々と「書画の真偽を鑑定するのは難しくない」と共有し、中国の字画の「ダ・ヴィンチ・コード」を「解き明かした」。会場にはコレクター、アーティスト、オークションハウスの関係者、書画家などの著名人が集まり、この講演は一般の人々に文化的視野を豊かにし、芸術への興味を開かせた。

講演では、世界のアート市場の概況、鑑定の基本概念、そして西洋のアート創作方法学に基づいて構築された体系的かつ科学的な「絵画/書道の真偽評価表」について説明されました。また、彼の長年にわたる世界の著名な博物館の訪問経験と貴重な一次資料を基に、わずか2時間の中に、文物歴史的価値のある胡適の原稿を鑑定し、ゴミを黄金に変える物語を分析しました。同時に、中国の現代油絵作家周春芽氏の28年前の珍しい初期作品等の実務例も鑑定し、回収しました。

場中ではQ&Aの時間も設けられ、葉国新は来場者に対して、アート投資がアート愛好者の資産配置の一部となっている現状を強調しました。しかし、アートの「偽造」や「詐欺」の横行を受け、誰もが基本的な鑑定技術を学ぶべきだと述べました。そのため、葉国新は自身の生涯の著作『墨海春秋 – 古今書画アート鑑賞研究』の内容を惜しみなく公開し、専門家によく知られた基本的な術語(例えば、「開門」「生貨」「シンガポール」など)も紹介し、来場者を楽しませました。細部に潜む魔物を見抜くには真の技術が必要だと、来場者に実感させた瞬間でした。

また、国父紀念館の館長である梁永斐氏は、この特別講座が始まる前に、葉国新を称賛しました。葉国新は、学識の深い学者であるだけでなく、優れたアーティストであり、国際的な鑑定家でもあり、オークション担当者としても非常に優秀であり、4つの専門知識を持ち合わせている非常に貴重な人材だと述べました。

梁永斐はさらに、葉国新が英国ロンドン都市大学でアート鑑定学の博士号を取得し、台湾師範大学美術学科や台湾芸術大学書画学科の助理教授を務め、英SPEY/チャールズ王子基金芸術奨学金台湾地区審査委員会の会長、また刑事警察局の書画鑑定講師など、多くの公的役職を歴任していることを説明しました。

特に注目すべき点は、葉国新が華人初のアート鑑定学博士であり、長年にわたり世界中のコレクターやオークション会社に書画作品の鑑定を提供してきたことです。彼は、アーティスト、学者、鑑定師、オークション担当者という4つの役割を兼ね備えた人物で、台湾の国際アート鑑定界における新進気鋭の権威となっています。また、国際的な科学鑑識専門家である李昌鈺博士とも親しい友人であり、最近では台北市警察の鑑識センターで偽造詐欺案件の解決に向けた専門知識の共有を行いました。

さらに、葉国新はアート鑑定の知識を次世代に伝えるために、台北市の中心地に「墨海楼アート鑑賞博物館」を設立しました。この博物館は、図書館と鑑定センターを兼ね備えており、アートの鑑定、読書、講演、学術交流の場として機能します。講演会後、葉国新はアートに興味のある人々がいつでも訪れ、交流できることを歓迎しています。

[資料提供:中国時報]

華人初のアート鑑定博士!葉国新、国父紀念館で講演し大盛況