【大紀元のニュース】胡適や張大千などの巨匠の真跡を鑑定した台湾の芸術鑑定博士・葉国新が26日、新書発表を行いました。発表会には恩師や友人をはじめ、両岸三地の政界・商界・文化芸術界の貴賓たちが集まり、葉博士を祝いました。

どの書画が真作かを慎重に鑑定する台湾の芸術鑑定博士・葉国新は、恩師と一緒に舞台に立ち、書画の真偽を現場で実演しました。葉国新博士の新書発表会には、恩師や友人が祝うために駆けつけ、多くの政界、商界、文化芸術界の貴賓も訪れ、会場には約200人が集まり、盛況を呈しました。近現代の画壇巨匠、傅抱石の娘であり、旅日名家の傅益瑤も来場しました。

旅日名家の傅益瑤は、「これだけの多くの友人が集まり、たくさんの人々が彼を祝うために駆けつけ、心から支持する人々が一堂に会することこそが、本当の文化の祭典だと思います。これこそが『文宴』です」と語りました。

傅益瑤は、葉国新の書籍から、葉博士の鑑定技術の細やかさと正確さ、そして独特の感情を感じ取ったと述べました。また、葉国新博士はインタビューで、恩師である李昌鈺博士の指導が非常に重要だったことを指摘しました。

台湾の芸術鑑定博士・葉国新：「この書籍を執筆する過程で、実は最初から博士に見せ、博士から多くの科学的、体系的、論理的な鑑定の指導を受けました。」

国際的な鑑定専門家・李昌鈺博士：「鑑定された歴史的な文献の価格がいくらであるかは重要ではありません。それよりも、私たちの文化や伝統を保存することが重要なのです。」

葉国新博士は、過去に偽造グループと接触したことがあり、相手の偽造品を見破ったため、相手からコーヒーに誘われたことを明かしました。相手は彼の科学的かつ論理的な鑑定技術に興味を持っていたとのことです。李昌鈺博士は、科学的な手法と伝統的な鑑定方法を組み合わせることで、同じ結果を得ることができると述べました。

原新聞出典：http://0rz.tw/ezzNu