静繋十年 - 王陳静文教授芸術回顧展および絵画創作賞聯展

「静繋十年-王陳静文教授芸術回顧展および絵画創作賞連展」は、6月9日から6月19日まで、文化部所管の国立国父記念館博愛アートギャラリーにて盛大に開催されます。

王陳静文は書香の家、芸術家の家庭に育ち、中学後に両親と共にイギリスに移住しました。1969年から1972年にかけて、室内デザインと絵画のディプロマを取得し、結婚後アメリカに移住。1978年にはアメリカで視覚芸術の学位を取得し、1982年からは前国立芸専(現在の国立台湾芸術大学)で現代デッサンを教授しました。王永慶の長媳(長男の妻)として、1985年以降は一時的に家族企業に専念し、芸術から離れましたが、その美学と作品の内面が個性豊かで専門的な業績を持っているため、1998年に芸術界の友人たちに励まされ、再び筆を取ることになりました。2000年からは芸術展の舞台に戻り、国内外での連展や個展では、独特で壮大な「筆動山河」のスタイルが人々を驚かせています。

今回の展覧会では、王陳静文教授の芸術回顧の一環として、油絵作品が約三分の二を占め、初めて多くの書道作品も展示されます。キュレーターの葉国新博士は、彼の芸術鑑定方法論の専門知識を活かし、体系的で論理的な手法で作品を分類し、誤りを訂正して完成させました。展覧会では、芸術家の創作経歴を完全に振り返るために、記念画集とドキュメンタリー映像も提供され、さらに、両岸の芸術学者による評価も招待されています。さらに、王陳静文慈善基金会が過去に台湾芸術大学で開催した「陳静文絵画創作賞」の一至四回の受賞作品21点も特別に選ばれ、連展に参加します。

「静繋十年-王陳静文教授芸術回顧展および絵画創作賞連展」の開幕式は、6月11日(日)午後2時30分から行われます。芸術愛好者や社会の賢達の皆様のご参加を心よりお待ちしております。詳細な情報は、国立国父記念館のサービスセンター(電話番号:02-27588008 内線545、546)までお問い合わせいただくか、国立国父記念館のウェブサイト(www.yatsen.gov.tw)をご覧ください。

(民生好報【玉女】)