アジアで初めてイギリスの「アート鑑定学」博士号を取得し、墨海楼国際アート研究機構の創設者であるイエ・グオシン博士は、「鑑定師はアート業界の中で特別な役割を持つ職業であり、コレクター、オークション会社、博物館の間に橋渡しをする存在です。これが私がこの仕事を愛する理由の一つです」と語っています。また、イエ博士は、「実は、台湾のコレクターたちの実力は非常に強力で、国際的にもトップクラスですが、多くの人々は非常に控えめで、外からはその実力がわかりません」と述べています。

現在、イエ・グオシン博士が精心策画した「真偽アート鑑賞展」が中正紀念堂で開催されています。展示会では、来場者に作品の真偽を見分ける方法や、証拠の判断方法を教えるほか、多くの実例も展示されています。